パートナーの声−人と人との繋がりに支えられて10年
東日本大震災から10年。CWS JAPAN設立から10年。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年が経ちました。CWS Japanはそこから10年間、ともに活動する仲間を増やし、多くの方々のご支援とご協力、温かいお言葉に支えられながら、国内外の災害・防災支援に携わることができました。その支援活動の多くは、私たち単独でできるものではありませんでした。当時から現在に至るまで、こだわっているのは「パートナーシップ」です。
今後も私たちは、同じもしくは他のセクターで活躍されているパートナーとの連携やネットワーク構築を通して、災害時に支援の手が届かず取り残される人々のいない社会の実現を目指していきます。そのために、この10年という節目を迎え、これまでの私たちの活動によるインパクトを客観的に振り返るとともに、今後の活動に向けて、改善課題を抽出すべく、何名かのパートナーの皆様へインタビューをさせて頂きました。
あれから10年の月日が経ち、大きな災害を経験したことのない世代も生まれています。災害は経験したくはないですが、必ず起こるものです。私たちが支援現場で被災者の皆様からお聞きする「まさか」「こんなはずではなかった」という経験や教訓をその場限りのものにするのではなく、次の災害で多くの人々の大切なモノ・ヒト・トキを守るために、伝えていく必要があると考えています。そして、それは決して、私たちだけでできることではありません。これまでも大事にし続けてきた「人と人との繋がり」を一層大事にし、一人でも多くの方が災害時に大切なモノ・ヒト・トキを守るための選択肢を増やすことができるよう、また社会に意義のある変化をもたらせるように邁進してまいります。
(インタビュー記事は順次掲載していく予定です。)