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1月, 2021
アフガニスタン / コミュニティ防災力向上事業フェーズ2 開始
2021年1月1日より、外務省NGO無償資金協力の助成金により、2017年~2020年まで3年間実施した「コミュニティ防災力向上事業」のフェーズ2として、「アフガニスタン防災力向上に向けた人材育成及び政策環境整備事業」を開始しました。引き続き、ナンガハールとラグマン県を事業対象地に3年間の事業を実施します。活動内容と達成目標は以下のとおりです:
活動の三本柱:
- 防災インフラ整備
- 防災技術人材育成
- 防災政策提言
期待される成果:
- 防災インフラ計画設計の方法論が確立される
- ハザードマップ‐防災マップ‐防災計画づくりにおける技術者が育成される
- 災害種別の防災政策やカブール大学における防災専門コース設立のための環境が整備される
活動内容は、前事業と同様に3本の柱を立てましたが、大きな違いは、防災インフラ整備が新たに加わったことです。前事業で学んだ日本のリスク評価技術移転を経て、今度は実際に防災施設建設という次の発展段階に向けての挑戦です。アフガニスタンは日本政府によって危険地域に指定されているため、日本人専門家は派遣できない状況が続いています。そこで、リモートの技術指導を行いながらの建設を計画しています。
今後も随時ニュースレター(毎月末発行)の中で進捗を報告させていただきます。ニュースレター配信をご希望の方(public@cwsjapan.jp)は事務局までご連絡ください。