台風15号・19号被災地域支援|千葉県・南房総エリアで活動中
台風19号直撃から10日余りが過ぎました。
国内報道によると、全国で6万2409棟の住宅が水につかり、およそ4765棟の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けていることが分かっています1。また、低気圧と前線の影響で、22日は関東甲信や東北の豪雨の被災地でも雨が降りました。大雨のピークは過ぎましたが、気象庁は引き続き川の増水や土砂災害に注意や警戒を呼びかけています。一方、非常に強い台風21号は勢力を保ったまま、24日ごろには小笠原諸島付近へ進み、その後、温帯低気圧に変わりながら、土曜日の26日ごろには日本の東の海上に達する見通しとの予測がされています2。
CWSは地元のNPOやパートナー団体との連携の下、館山市内にボランティア・ベースを設置しています。現在、千葉県南房総エリア(館山市および南房総市)を中心に活動を実施しようと、同地域の被災者宅を訪問し、住民への被災状況を聞きとりしながら、地元関係者との協議を進めています。被災者の中でも特に、一人で生活されているような高齢者の方々や行政の支援が届きにくい方々を中心に、ボランティアの協力を得ながら、支援していきます。
主な支援内容は被災世帯に対する住宅復旧(住居の片付け、災害ゴミ処理、住居のカビ防除等)ですが、今後の持続的な被災地域支援体制の構築を目指すべく、本事業のパートナー団体である地元NPOの事務局機能強化も同時に視野に入れ活動を行っています。
CWSは、日本キリスト教協議会(NCCJ)と協働によって立ち上げ及び運営の中心的役割を担っているACT Japan Forum(※1)を通してボランティアを引き続き募集しながら、支援活動を進めてまいります。
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