18 7月, 2018
  • By CWS JAPAN
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【西日本豪雨災害支援】支援活動レポート1

この度の豪雨災害によって被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災された皆様の一日も早い復旧と 復興をお祈りいたします。

2018年7月5日から西日本全域で発生した豪雨により、1982年以来最悪の自然災害と言われる河川の氾濫、土砂災害、洪水、浸水被害が多くの市民生活を脅かしました。

7月16日までの報道によれば、214人の死者、20名行方不明者を出し、約5000人の地域住民の方々が避難所に宿泊していると言われています。

被災者の皆さんは、今後の復興について考える以前に、嵐によって荒らされた目の前の後片付けをすることで精いっぱいの状況ですが、連日40度近い記録的猛暑は容赦なく被災地の復旧作業を妨げます。

CWS Japanでは、職員1名が最も被害の大きい岡山県倉敷市に7/15に入り、既に現地で支援活動を開始しているパートナー団体(HuMA災害人道医療支援会)に合流し、今後の協働支援活動について打ち合わせを開始いたしました。

「今回の災害は全く想定外で非常に驚いたし、とても恐怖を感じているけれど、これからの復興に向けて多くの困難を乗り越えていくためには、人々と結束を固めてやっていくしかない。」と、ある被災者の方は語っていました。復旧・復興活動にとって、人々の連帯や団結を生み出す支援は必要ですが、外部者が支援を提供する以上のものが必要となります。

CWS Japanが当面行う支援として、パートナー団体HuMAを通して、二次被害を防ぐための避難所の保健衛生活動になります。多くの避難者の方々は、最低でも今後数カ月間、夏休み後、学校が始まるまでは、避難所で生活されることになります。

また、国内の学術研究者の方々と連携して、この度の災害から防災への教訓を分析し、次の災害に備えていきます。