11 9月, 2017
  • By CWS JAPAN
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【フェリシモ地球村基金】ミャンマー / 洪水被災者支援

「ミャンマー・エーヤワディ地区における洪水被災者のための生活再建支援事業」

2017年1月から6か月間、CWS Japan 及びCWS Myanmar 事務所は、フェリシモ基金事務局「フェリシモ地球村の基金」を通じて、洪水多発地域のミャンマー・エーヤワディコミュニティを支援してきました。当事業をご支援くださった皆様に心よりお礼申し上げます。この事業では、洪水が原因でほとんどが日雇いの生活を強いられている2村(Auk Htone村とBar Ma Nee村) 合計85世帯の人々に、損壊した家の修復と洪水に強いトイレの設置のお手伝いをしてきました。私たちは、被災された方すべての力になることはできないため、現地でプロジェクトを進めるにあたって対象世帯の決定にはたいへん気を遣いました。優先度の高い家庭を選定し、また修復・設置技術の普及性を高めるために、ボランティア委員会の設立を実施しました。次にトイレ建設について。5歳未満の子供やお年寄りと一緒に生活し、かつ衛生教室及び便器設置セッションに積極的に参加するという条件のもとに選定された85世帯に、10日間をかけて設置されました。

ご支援の結果、エーヤワディ地域マウビン・タウンシップの2村85名の皆さんに安全・安心を寄与することができました。彼らは鉄砲水や豪雨など厳しい気候から身を守る知恵と、雨季、乾季を問わず1年を通して使える衛生的な高床式トイレを設置するノウハウを身につけました。森で用を足さなくてよいことから蛇や虫にかまれることもなく、雨季に夜まで排便を待つ必要もありません。匂いや排泄物を恥ずかしがることなく用を足せることは、女性や子供にとってはたいへん意味のあることです。また、清潔な生活を送ることで、病気の心配をすることなく仕事や子供の教育について考える余裕が彼らの生活にでき、非常にうれしく思っております。

洪水に強いトイレは高額な場合が多く、限られた予算で取り付け可能なデザインの設計もチャレンジの1つでした。女性や高齢者が世帯主の家族は人手を確保するのが難しかったにもかからわず、プロジェクトを進行できたことはまさにコミュニティの結束があってこそだったといえます。