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6月, 2016
【防災への取り組み】CWSミャンマー事務所 / カレン州(ミャンマー)
協力団体:CWSミャンマー事務所
プロジェクト期間:2014/4~2016/9
2014年4月より、ジャパン・プラットフォームの助成を受け、ミャンマー・カレン州パヤトンズ・サブタウンシップの村で、年間を通じて水にアクセスできるよう給水事業を実施してきた。同地域では生活に必要なインフラがほとんど整っておらず、竹を使用した簡素な給水設備や手掘りの浅井戸はあったが、乾季には干上がっていた。なお、雨季にはそれら水源からの水は洪水で汚染されるという問題もあった。これら問題を解決するため、当団体は山の湧水からパイプを敷き、村の数か所の配水ポイントにつないで、住民が蛇口から水を得られるよう、自然流下方式の給水設備を建設した。2016年4月末までに10か所で給水設備を設置し2,647名の人々が清潔な水にアクセスできるようになった。 本事業では、地元の住民組織が、自分たちで給水設備を維持管理できるよう維持管理研修も行い、建設も地元住民が中心に実施した。4月末までに10基の給水設備の設置が終了したが、今後もモニタリングを継続する。