2023年10月7日にアフガニスタン西部のヘラート県で発生したマグニチュード6.3の地震は同地域に壊滅的な被害をもたらしました。犠牲者の数は1,500人近くまでのぼり、その他に負傷する、住宅や職場を失うなど影響を受けた人の数は27万5千人になったと言われています。

CWS Japanは地震発生直後から現地のパートナー団体である Community World Service Asia (CWSA)と密に連絡を取り合い、深刻な被災地の状況に鑑みて緊急人道支援を開始しました。まずは、山岳地帯である同地域の厳しい冬の到来を目前に控え、被災した160世帯に対して冬の寒さにも耐えうる大型テントを配付しました。加えて、基本的な食料や被災で失った生活必需品を購入するのに必要となる現金の支給を、冬の3ヶ月に渡り実施しています。

復興状況をモニタリングしつつ、本支援事業は2024年4月に完了する見込みです。支えていただきました皆様からの温かいご支援に、心より御礼申し上げます。

アフガニスタンの西部ヘラート県の家屋が崩壊している様子
冬の寒さもしのげるシェルターを配布している現地の様子
支援物資(テント)を受け取った被災者
配布されたテントで生活再建に踏み出した家族の様子

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活動報告

【アフガニスタン / 西部地震】被災者支援報告

2023.12.28

被災地では、寒冷な冬が近づいていました。冬季(12月〜2月)には1日の平均気温が摂氏で1桁台まで下がり、最低気温は氷点下になることもあります。 多くの人が家を失い、家財も瓦礫の下に埋もれてしまいました。被災した人びとが温 […]