
【アフガニスタン】犠牲者2000人以上の西部地震への緊急支援を開始
2023年10月7日にアフガニスタン西部のヘラート県で発生したマグニチュード6.3の地震は同地域に壊滅的な被害をもたらしました。現在までに、ヘラート県Zindajan地区の11の村で1,023人が死亡、1,663人が負傷したと報告されており、この地域の家屋の100%が全壊したと推定されています。さらに516人(男性203人、女性213人)が行方不明となっていて、今後被害は更に大きくなるものと予想されています。

Zindajan地区(1,320世帯)、Injil地区(150世帯)、Gulran地区(95世帯)、Kohsan地区(60世帯)、Kushk地区(30世帯)などで、現地では1万人以上の被災を確認しており、より遠隔地の被害状況が明らかになるにつれ、被災者の数も増えることが予想されます。行方不明者の捜索や負傷者の応急処置に加え、家屋を失った人たちの避難生活を支える必要があります。また、ヘラート県では11月から本格的な冬の到来を間近に控えており、この冬をどう乗り切るかも喫緊の課題です。
(UNOCHA, Herat Earthquake: Flash Update #2 Earthquake in Herat Province, Western Region, Afghanistan, 8 October 2023 (as of 22.00) , p.1をもとに一部翻訳)
CWS Japanでは現場入りした現地パートナーとともに被災地域での情報収集を開始しています。早急に緊急的な支援ニーズに対応するとともに、冬を乗り切るための支援を展開する予定です。皆様からのご理解・ご支援、心よりお願い申し上げます。
CWS Japan一同
※上記被害状況はUNOCHA, Herat Earthquake: Flash Update #2 Earthquake in Herat Province, Western Region, Afghanistan, 8 October 2023 (as of 22.00)を参照しています。
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