10 10月
  • By CWS JAPAN
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【防災の取組】アジア太平洋閣僚級防災会議:新たなパートナーシップが生まれています

APMCDRRオープニングセッション

9月19日から23日にかけ、オーストラリアのブリスベンでアジア太平洋閣僚級防災会議(APMCDRR)が行われ、CWS Japanもアジアの仲間たちと参加してきました。CWS JapanがADRRN Tokyo Innovation Hubとして推し進めているインドネシアやフィリピンのイノベーターも参加し、様々なセッションにおいて「ローカル(現場の)リーダー達」の重要性を訴えてきました。

市民社会ステークホルダーグループのファシリテーションの様子

 

アジア地域のローカルリーダーを表彰するイベントでは、水鳥国連事務総長特別代表やフィジーのソコ大臣等も参加して下さり、「HazardをDisasterにしない為、ローカルリーダーシップがどれだけ重要か」と、深く感銘や共鳴を表明頂きました。このイベントの紹介ビデオもありますので、是非ご高覧いただけますと幸いです。

ローカル・リーダーズ・フォーラムの受賞者と国連・政府代表者等

次のアジア太平洋閣僚級防災会議は2024年に開催されますが、次回に向け太平洋のNGOネットワークであるPIANGOと我々が所属しているADRRNの更なる協働も確認され、次回は太平洋のローカルリーダー達が認知・表彰されるよう、準備を進めて参ります。

CWS Japanにとってローカライゼーションはとても大事なコンセプトです。災害による被害を出来る限り軽減する為の様々な現場の施策を担うリーダー達が政策決定者に認識され、真のパートナーとして位置づけられるよう、引き続き人を繋げ、発信を続けて参ります。また、CWS Japanとして積極的に取り組んでいる、「防災・減災の視点を緊急人道支援の現場に繋げる」事は今回のアジア閣僚級防災会議の議長声明でも強調されています。被災する人が出来る限り少なくなるよう、そして増え続けるリスクを許容範囲内に収められるように、仲間を増やし、更なる防災・減災の推進に取り組んで参ります。