アフガニスタンにて緊急⼈道⽀援を開始しました
アフガニスタンの最も貧しい県の⼀つであるバーミヤン県では、昨年からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に加え、気候変動よる⼲ばつなどの被害や紛争の激化による国内避難⺠およびイランやパキスタンからの帰還⺠の流⼊により、⼈道的ニーズが⼀層⾼まっています。その中でも、特に⻝料へのアクセスが難しくなっています。
国内避難⺠や帰還⺠、⼥性が世帯主の家庭、⾼齢者や障がい者のいる世帯など、脆弱性の⾼い層への⼈道⽀援は⾏き届いておらず、彼らに対する⽀援のニーズは増加しています。
CWS Japanは、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受け、このような脆弱な世帯の緊急的なニーズ、そして気候変動に伴う中⻑期的なニーズに対応するため、家畜を提供すること、災害リスク軽減活動に参加した⼈々に現⾦を提供するキャッシュフォーワーク、そして気候変動への適応を視野に⼊れた農法研修(家庭菜園管理⽅法と気候変動対応農法)を実施する予定です。
これらの活動を通して、対象地の⼈々が家畜/家庭菜園の管理⽅法と気候変動対応農法を習得し、各世帯の⻝料へのアクセスが改善すること、そして、災害に対する対象コミュニティのレジリエンス(防災⼒)が向上することを⽬指しています。
また、当ホームーページやSNSでもお伝えしておりますが、各種報道によりますと、アフガニスタンではタリバンが急速に⽀配領域を拡⼤し、8⽉15⽇には⾸都のカブールに⼊り、全権を掌握したと発表しました。
私たちは、今後も現地パートナー団体と連絡を取り続け、彼ら及び関係者の安全確保に努めると共に、この危機下において、最も⽀援を必要としている脆弱な⼈々への⽀援を継続していきます。
皆様の温かいご⽀援とご理解いただけますと⼤変幸いです。