12 12月
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【アフガニスタン / 東部地震】アフガニスタン東部地震被災者への仮設住宅支援

2022年6月22日の未明、アフガニスタン東部をマグニチュードは5.9、震源地の深さは10kmの地震が襲い、1,000人以上が死亡、1,455人が負傷、1,900棟以上の家屋が壊滅的な被害を受けました。特に被害が大きかった地域では、70%の家屋が損傷または破壊されたと推定されました。

日本の地震被害と比べると、(決して小さなマグニチュードとは言えませんが)より大きな被害の発生、特に家屋の崩壊がもたらす人的被害の大きさに驚かれる方もいるのではないでしょうか。日本では建築基準法に基づいて、多くの建物が耐震基準を満たす建築で設計または補修されています。

アフガニスタン東部にある今回の地震の被災地域は、アフガニスタンの中でも特に開発が遅れた地域で、長年続く政治や治安の不安定さのため、支援団体もほとんど活動していない地域でした。地震に対する備えに関する人々の知識や意識は低く、建築技術の質も低いため、地震の規模と比較しても大きな破壊と犠牲者を出してしまったと言われています。

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