
【アフガニスタン】過去20年間で最悪の地震被害への緊急支援を開始
現地時間6月22日01時30分、アフガニスタン東部でマグニチュード6.1の地震が発生しました。1,000人以上が死亡し、多くの負傷者が出ています。主な震源地はホースト県ですが、隣接するパクティカ県にも甚大な被害をもたらしました。浅い深度(10㎞)で発生したこの地震は、カブールを含む近隣の県、イスラマバード、パキスタン、インドでも揺れを感じられたほど大きかったと報告されています。

甚大な影響を受けたのは、パクティカ県のバルマル、ジルク、ニカ、ギヤン、およびホースト県のスペラ地区です。多くの家屋が倒壊し、現在捜索・救助活動が続いていますが、死傷者の数はさらに増えることが予想されています。国際的な支援も要請され、CWS Japanも現地パートナーを通して支援を開始致します。
UNOCHA Afghanistan: Flash Update #1掲載地図を一部翻訳
地震発生後、同日22日には現地パートナーの緊急対応チームが現場に向かい、23日にはギヤン地区へ到着しました。今週から現金給付を含む命を繋ぐ支援を迅速に展開して参ります。また、これだけの被害をもたらした防災的検証も重要です。今回は地震の震源が浅かったこと、人々が寝静まった夜中に発生したことから、家屋の倒壊前に避難できなかったこと、直前に降った大雨により地盤が緩み、地すべりを誘発したことなど、複数の要因が考えられます。現場は以下のGoogle Earthイメージ(赤字部分が震源地)でもご覧頂けるように山岳地帯で、標高2,500m~3,000mの山々が連なり、交通手段も非常に限られている地域です。今後、同じような被害が出ないよう、日本の強みである被災検証を現地と共に行い、更なる防災・減災力強化に繋がる支援を行っていきます。

皆様からのご理解・ご支援、心よりお願い申しあげます。
CWS Japan一同
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