12 5月
  • By CWS JAPAN
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【アフガニスタン/防災力向上に向けた人材育成事業】フェーズ2の2年目を開始しました

本事業は、外務省NGO連携無償資金協力の助成を受け、現地パートナー団体、国土防災技術株式会社との三者連携により、ナンガハール県とラングマン県にて、2016年1月より3年間、フェーズ1として事業を実施しました。洪水・地滑りをはじめとする災害に対するコミュニティ防災力向上という活動成果から、次の段階へとつなげるため、2021年1月より次の活動3本柱の下でフェーズ2として事業を継続しました:

①防災インフラ整備計画・設計の技術移転および設置工事

②防災ボランティアの増産およびリモートセンシングや衛星画像による地形判読技術等の新たな技術移転

③高度防災人材育成への支援

第1年次は新型コロナ感染症拡大に加え、2021年8月のアフガニスタン政変により本事業は多大な影響を受けました。現場スタッフの努力と日本側からの後方支援の試行錯誤の末、何とか2022年1月末に第1年次を終了し、再び、3月より事業名を変え、第2年次を開始することができました。2年次は、いよいよ、防災インフラ工事に着手する計画ですが、日本側からは全てオンライン形式による限られた後方支援となります。技術移転の内容・方法ともに革新的であり、非常にチャレンジングな一年となる見込みです。