29 3月
  • By CWS JAPAN
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Locust Crisis Amid a Global PandemicーLEARNING FROM THE INFESTATIONS OF 2020 IN SINDH, PAKISTANを出版しました

Locust Crisis Amid a Global Pandemic LEARNING FROM THE INFESTATIONS OF 2020 IN SINDH, PAKISTAN」(全文英語)を出版しました。

パキスタンでは2020年の頭からサバクトビバッタが大量発生し、国内の農業地帯における甚大な農作物への被害が報告されました。深刻な被害を受けてパキスタン政府により全土に緊急事態が宣言されて以降、同国南部を中心にバッタ駆除のための措置がとられてきましたが、新たなバッタの群れが周辺国からパキスタンに及んでいること、そして今後バッタが繁殖期をむかえ、すでに産卵や孵化が始まっていることが同地域で確認されたことから、さらなる対策強化のニーズがでてきていました。このような背景を踏まえ、CWS Japanはジャパン・プラットフォームによる資金協力により、パキスタン・シンド州におけるサバクトビバッタ(desert locust)被害対策緊急支援を2020年4月から2021年6月の間、2つの事業を通して実施してきました。

事業Phase1の目的は害虫被害を食い止め、被災農家の生計および食料安全保障を回復、回復すること。事業Phase2の目的は将来再発しうる害虫被害を軽減させる能力を向上することで、地域の災害対応力(レジリエンス)を高めることと設定して、下記の活動を実施しました。

本レポートでは、上記2つの事業では取り組めなかった、バッタの大群を早期に発見し、被害を受けやすい地域住民にそのリスクを伝える「早期警戒メカニズム」の重要性についても触れています。

全文英語となっておりますが、多くの人に読んで頂ければ幸いです。

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