12 1月, 2021
  • By CWS JAPAN
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パキスタン / 害虫被害緊急支援事業(フェーズ2)を開始します

2020年1月以来、サバクトビバッタ(以下、バッタ)の被害が深刻化しているパキスタンの中でも、最も被害が深刻な地域の一つであるシンド州ウマルコート郡において、度重なる自然災害の影響を受け、地域の災害に対する脆弱性が高まっています。シンド州ウマルコート郡では、2020年8月に発生した豪雨と洪水災害によって、人々の農作物に甚大な被害が及んだだけでなく、長期化した雨期によりバッタの繁殖に好都合な環境づくりを促進しています。

このような状況を受けて、前期事業を実施したシンド州ウマルコート郡にて、再発が懸念される害虫被害を含む将来の災害に備えるため、(1)対象地域の農家が具体的にバッタの被害を軽減する施策を実施し学ぶこと、(2)農業従事者を対象にバッタに対する予防・対策が備わった安定的な農業の知識がコミュニティに定着することを目指し支援活動を開始することといたしました。

事業の詳細については、後日ニュースレターなどでもお伝えいたします。

引き続き、皆様の温かいご支援とご理解をよろしくお願いいたします。

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※本事業はジャパン・プラットフォーム(JPF)の資金協力のもと実施しております。