この度、2020年10月から1年間の調査事業として、トヨタ財団よりCWS Japanの案件が助成対象として選定されました。2020年度の国内助成プログラムは、「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ―地域に開かれた活力ある課題解決の仕組みを通じて―」というテーマを掲げて公募が開始されました。CWS Japanでは、下記の調査事業を申請した結果、助成対象として採用され、今月から事業を開始する運びとなりました。

【事業名】誰一人取り残さないレジリエントな多文化共生コミュニティ新宿区をめざして

【事業概要】これまでの国内外災害支援の経験を通じて、災害時において社会的に脆弱な人々が公的支援から取り残されるという問題意識を持つようになった。そこで、災害時に人種、宗教、文化、社会的/経済的地位等の違いに拘わらず、誰一人取り残されない支援の仕組みを構築すべく、本調査プロジェクトを実施する。対象地域は、首都直下型地震が起こるとされている東京都で、且つ外国人住民の割合が多い新宿区内とする。

CWS Japanが持つ多様なネットワーク、他の支援団体や地域との連携を通して、本取り組みのステークホルダーにとって実りあるものにしていけるよう努力と工夫を重ねていきたいと思います。活動の進捗については、ニュースレターでもお伝えしていきます。皆さまのご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。