08 1月
  • By CWS JAPAN
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台風15号・19号被災地域支援|カビ除去クリーニング作業

私達が支援してきた南房総地域では、9-10月に相次いだ3度の台風によって、多くの家が被災し、応急処置のブルーシートに覆われた屋根の下、みるみるうちに白カビや黒カビが天井に広がり始めました。一度に広範囲で台風の被害に遭ったため、関東近郊では大工や屋根職人の人材不足のため、現在も多くの家屋が修繕の順番を待っています。

被災者の多くが高齢者であり、家屋内に発生したカビによって呼吸器の病気(肺炎や気管支喘息)を発症する恐れもあることから、私達は被災者の身体的・精神的負担を少しでも軽減しようと、11月から館山市を中心に家屋内のカビ除去クリーニング作業を実施することにしました。そこで先ず水害支援の経験が豊富な風組関東の小林代表に依頼し、富崎地区で支援者向け講習会を開催しました。その後、同地区を中心に先に行った全世帯調査の中で依頼があった被災者宅からカビクリーニング作業を開始しました。

作業には、日本基督教団千葉支区や日本福音ルーテル教会の牧師達の参加も得られ、地元NPOのボランティアとの協働によって支援活動を行うことができました。ボランティアを活用した作業は、このクリスマスで終了することになりましたが、地元のパートナーNPOや地元教会の牧師・信徒の皆さんが引き継いで下さることになりました。

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