18 6月
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【放射能から身を守る】福島大学 / 福島

協力団体福島大学
プロジェクト期間:2012/11~2014/3

2011年3月の福島第一原発事故により、放射能汚染を被った福島では、基準値を超える農産物が確認された地域では出荷制限が続き、汚染が軽微な地域でも風評被害に見舞われるなど、農業者は逆境に立たされ、耕作放棄に至る農地が少なくない。福島の農業再生・再開を願い、JAとの連携の下で、農地の放射能計測とその地図化を行いながら、生産工程管理データベースを構築し、営農指導に生かそうとしている。これまで、JA新ふくしま管内にて1600haの田んぼ、2000haの果樹園が計測され、それらの計測結果を基に、福島市・川俣町の汚染分布図が作成された。計測は今後も継続して行われ、データは生産者と共有され、営農指導に活用される。また、農業者の外部被爆評価を実施し、農業者の放射線防護指導を行っていく。